NPO法人ふれあい吉祥院ネットワーク

法人名      :特定非営利活動法人 NPO法人ふれあい吉祥院ネットワーク

設立       :2006年3月16日

理事長      :野村良博

 

 

 吉祥院学区では、地域の各種団体や学校・企業、行政関係者が集まって「ふれあい吉祥院実行委員会」という任意団体を作り、「こころふれあうまちづくり」を進めることを目的に、まちづくり活動を行ってきました。その後、「ふれあい吉祥院実行員委員会」は、発展的に開放し2006年3月に地域の各種団体の役員をメンバーに「NPO法人 ふれあい吉祥院ネットワーク」を設立し再出発しました。

 

 法人の事業の一つに吉祥院いきいき市民活動センターの管理業務があります。いきいき市民活動センターは、サークル活動など市民活動を幅広く支援していくため、活動できる場所と機会を提供する施設です。それまでのコミュニティセンターの建物を転用し、2011年4月から市内13箇所に設置された京都市の施設で、私たちNPO法人ふれあい吉祥院ネットワークは、当初から指定管理者として吉祥院いきいき市民活動センターの管理運営を担ってきました。

 2022年4月からスタートした第4期の指定管理のコンセプトとして、下記の3つに基づいて運営います。

 

〇交流

 単なる活動場所の提供にとどまることなく、施設の利用者同士の交流・提携を促進することで、市民の皆さんの身近な活動・交流拠点としての役割を果たしていきます。市民活動に関する情報を、ホームページをはじめとする様々な媒体により、効果的に受信・発信することで、的確な活動支援を実施するとともに、利用者相互の交流を促進します。

 

〇活動支援

 地域や利用者の皆さんの声を聞くための効果的な仕組み(SNSやアンケートなど)を設け、把握したニーズを施設の設備の充実や利用方法に反映するといった柔軟な施設運営を行います。利用者ニーズを踏まえた活動支援を、地域や利用者の参加を促進しつつ実施し、将来的に地域や利用者の自立的な取組に移行していく仕組みを構築することで、持続可能な市民活動の発展に寄与していきます。市民活動センター、他のいきいき市民活動センター等との連携・協働により、施設運営の質の向上を図っていきます。

 

〇進化

 指定管理者のノウハウをいかした取組を展開することにより、独自性のある施設へと進化していきます。新型コロナウィルス対策や、周辺の環境変化に柔軟に対応し、市民活動支援の改善に常に取り組むことにより、持続的・自立的な市民活動の実現に向けた支援を行う施設へと進化していきます。

 

ししまる食堂


 当法人では、すべての子どもたちが生まれ育つ環境に左右されることなく、その将来に夢や希望を持って成長していけることを願い、

2016年より「ししまる食堂」に取り組んでいます。(毎週木曜日と金曜日に実施中)

 

※「ししまる食堂」(京都府受託事業「きょうとこどもの城づくり事業(ひとり親家庭のこどもの居場所づくり事業)」

 ひとり親家庭の子どもたちと保護者が、気軽に交流し集うことができ、子どもの生活支援や学習支援等を実施する居場所を提供することで、子どもの学習習慣の定着や生活習慣の

 確立を図り、併せて、ひとり親家庭の保護者の支援により子どもたちの成長の促進を図ることを目的としています。


ししまる食堂の取り組み

「ししまる食堂」の基本的な一日のくらし

・17:00~18:00 ひとりの時間(学習や読書など)

・18:15~18:30 食事の準備

・19:00~19:30 夕食

        みんなの時間(フリータイムやレクリエーション)

・19:30~19:45 一日のふりかえり・片付け

毎月第1金曜日はスポーツの日。同じ施設内の体育館を利用して遊んでいます。

 

 

「ししまる食堂」で大事にしたいこと

・ししまる食堂は、安心・安全の場でありたい

・ししまる食堂は、子どもと大人が共に生き、互いに学びあう場でありたい。

・ししまる食堂は、未来への種をまく場でありたい。

 

 

「ししまる食堂」のルール

・自分が正しいと思ったことをする。

 ししまる食堂ではルールは一つだけ。子どもも大人も同じです。簡単だけど実はとても厳しいルールです。すごく大切な自分の

 人生ですから、誰かに命令されたりしばりつけられたりすることなく、自分で考え、自分で決めて生きていってほしいと思って

 います。

 

 

中学生放課後学習会

 ししまる食堂とは別に、中学生を対象にした学習会を実施しています。

月に2回程度、月曜日17時~19時で実施しています。

 

 小学生と中学生では、学習のスタイルも内容もずいぶん変わります。中学校での学習や日々の生活に少しでも役立てたらと思います。また、ししまる食堂に通っていた子どもたちと繋がり続けるための取り組みでもあります。

地域支援拠点

・交流会の主催・参加

 子どもの居場所や子ども食堂を運営している団体同士の交流会の主催や、子どもの居場所に関するセミナーへの参加を怒っています。

 

・講師派遣

 子ども食堂・居場所に興味のある方や、始めようとされている方に向けての支援をしています。ししまる食堂での学習支援や、子ども食堂や居場所の立ち位置や必要性についてなど、事例をもとにお話しさせていただきます。

 

・情報発信

 ししまる食堂では、毎月1回「ししまる新聞」を発行しています。ししまる食堂の活動やスケジュールなど、主任支援員の企画・制作

 により発信しています。また、支援員研修の実施内容などの発信と共有をしています。

吉祥院学区 安心安全 まちづくり推進会


 近年、子どもや高齢者が巻き込まれる犯罪が増えています。犯罪者が入りにくい、犯罪のない安全で安心な吉祥院のまちづくりを目指

 し、「地域の安全は地域で守る」を合言葉に防犯活動を行っています。

青パト運動

 小学生の下校時間を中心に、防犯活動として、パトロール運動を行い、不審者の目撃情報があれば、パトロールを強化しています。地域の見守る「目」が多いほど犯罪防止につながります。

シールラリー

 吉祥院小学校の児童を対象に、登校ルートや吉祥院学区に「こども110番のいえ」がどこにあるのかを再確認すること、そして「こども110番のいえ」にはどんな人がいるのか、実際に会って話すことで、いざという時に駆け込めるようにすることを目的としています。

 毎年、こども110番のいえマップを作成し、吉祥院小学校の全児童に配布しています。

吉祥院学区  通学路安全対策

 地域の方からいただいた通学路の危険所の情報をもとに、その場所を実際に歩いて調査し、どんな危険が潜んでいるのか、どんな安全対策が必要なのか、地域の方も交え、南警察署、南部土木事務所の方々と一緒に検討を重ね、外側線や横断歩道の塗り直しや、交差点のクロス表示、ポールの設置等安全対策に取り組んでいます。


防犯教室

 子どもたちが被害にあう身近な犯罪を防ぐために、吉祥院児童館の子どもたちに向けて、防犯教室を行っています。「怪しい人ってどんな人だろう」などみんなで一緒に考えながら学んでいきます。

青パト募金について

 青パトは寄付や募金を主な運営資金としています。青パトの募金箱に集まったお金は、ガソリン代などの青パトの活動資金として利用させていただいています。毎週土曜日(第5土曜日を除く)に吉祥院いきいき市民活動センター前で行っているコミュニティ回収の収益も青パトの活動資金です。皆様のご協力で青パトを走らせることができますので、どうぞご協力宜しくお願いします。


     募集しています!!

募金箱設置にご協力いただけるお店

 吉祥院学区を中心に、青パトの募金箱を設置していただけるお店を募集しています。

 お問い合わせは、吉祥院いきいき市民活動センターまでお願いいたします。

 皆様のご協力お待ちしています。

     募集しています!!

「こども110番のいえ」にご協力いただける方

 屋外で危険を感じた子どもたちが助けを求めてきたときに、子どもたちを保護して警察に通報するボランティアです。